檻之
汰鷲
ORINOTAWASHI

社会彫刻

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D12_4652011年に革命が起こり、未だ社会状況が混迷するエジプトに滞在したとき、この国に暮らしている人たちは、どんな理想を持って暮らしいるのか知りたくなり、街でアンケートを実施して、50枚ほどの回答を集めた。

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その答えをひとつの作品にした。
このとき、アートで社会を表現できると知った。
生きる技術のひとつ「社会彫刻」になった。

Jan.2014 | Egypt Giza

インディペンデントハウス

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studio1_465ザンビアで、電気ガス水道のないアーティストインレジデンス、ムナンディアートスタジオに滞在した。食べ物や物資が不足する環境で、1枚の絵よりもひとつのトマトの方が価値がある日々のなかで、何を表現できるのか。

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home465滞在した村には、泥で家を建てている人たちがいた。絵を描くことと生きることが、同じ地平にあるなら、この泥の家を建てることもアートだ。そう考え、レジデンスのホストに相談すると快諾してくれ、プロジェクトはチョンゴエにあるムナンディアートビレッジで実行された。

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土に水を混ぜ、
泥をつくり円筒状に
積み重ねて壁をつくる。
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森から木を伐採して
まさに適所適材に配置していく
木の皮がロープになる
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ザンビアの生きる達人が言った。
「ネバーギブアップ。
諦めなければ、諦めた奴のウサギも手に入る。
ネバーギブアップは自分のためじゃない。
その姿勢を仲間に伝えるためなんだ。」

Dec.2013 | Chongwe Zambia

価値とは何か

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イタリアのアスコリ・ピチェーノに滞在して、
町の本屋でアート展を開催した。

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どうやったら、
ぼくら夫婦を知らない場所で
作品を「欲しい」という声を手に入れられるのか。
「作品をお金以外のモノと交換します」
貼り紙とオファーを入れる箱を設置して展示した。

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作品は
シッビリーニ山脈へのハイキング
週末家族とのランチ
祖母の刺繍
彫刻のレッスン
母の手料理と庭で獲れた野菜
と交換された。

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お金を使わなかったせいで、
コミュニケーションの必要が生じた。
言葉を交わし一緒に時間を過ごした。
結果、
出会いが生れ友達がたくさんできた。

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小さな町アスコリピチェーノと出会った。

Aug.2013 | Ascoli Piceno, Italy

サバイバル・アート

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海外でアート制作をする冒険の始まり。
バルセロナに滞在して、
作品をつくるための材料、雑誌を探した。

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駅前に看板を設置して
「雑誌ください」と呼びかけてみた。

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モンスターハンターのカードを手に入れた。

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つくられたものと自然との間で、
ぼくらは生きている。

すべての商品は
誰かが作ったサービスやモノ。
必要なものがなければ作ればいい。

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そこにある環境と材料と道具で、
作品をつくり日々の糧を得ること。

June.2013 | Barcelona Spain