ザンビアで、電気ガス水道のないアーティストインレジデンス、ムナンディアートスタジオに滞在した。食べ物や物資が不足する環境で、1枚の絵よりもひとつのトマトの方が価値がある日々のなかで、何を表現できるのか。
滞在した村には、泥で家を建てている人たちがいた。絵を描くことと生きることが、同じ地平にあるなら、この泥の家を建てることもアートだ。そう考え、レジデンスのホストに相談すると快諾してくれ、プロジェクトはチョンゴエにあるムナンディアートビレッジで実行された。
泥をつくり円筒状に
積み重ねて壁をつくる。
まさに適所適材に配置していく
木の皮がロープになる
「ネバーギブアップ。
諦めなければ、諦めた奴のウサギも手に入る。
ネバーギブアップは自分のためじゃない。
その姿勢を仲間に伝えるためなんだ。」