檻之
汰鷲
ORINOTAWASHI

やったことないことをやる。

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週末は、ひかり祭りに参加して、サバイバル・アートを実践し、少しの道具だけで、何をやるかと材料はすべて現地調達のアート制作に挑戦した。下見のときに、木工所をみつけたので、そこに行って、事情を話すと快く、端材を分けてくれた。捨てる予定で山になっている端材は、材料がひとつもなかったぼくらにとっては宝物にみえた。宝の山を漁ると、変なカタチの木が発掘された。それをどうするのか、イマイチ分からないまま、選び籠を借りて、担いで会場まで歩いた。道のりは15分。しかし、木の山を担いで、気が遠くなっていると、会場に向かう人が、車に乗せてくれた。ラッキー。

会場について、どうする? とチフミと話しながら、来る途中に、折れた生木があったことを想い出し、それをピックアップしにいった。気になるカタチの端材を壁に吊り下げ、生木に端材で枝をつけて展示した。さてどうするか、と考えて、ワークショップを開くことにした。内容は、木で遊ぶ。チフミが予め考えていた。鳥と星をつくるのが主なメニュー。開店し、やってみようと、作業を始めると、子供たちが集まってくる。「なにやってるの?」「鳥をつくっているんだよ。」「やってみる?」「うん。」

子供たちは、どんどん増えていくので、好きな端材を選んで、色を塗ろうというメニューに変更。子供たちは、端材を選んでいく。釘を打って繋げたり、のこぎりで切ったり。そのうちに、ひとり大人がやってきて、やってみたい、と。木に紙やすりをかけるところからスタートすると、研磨が趣味らしく、木をどんどん綺麗に磨いていく。ぼくらもやったことなかった未知の領域。子供たちは、それをみて、みんな木を磨きたい、と言い出す。文化が生まれた。

12歳の男の子は、のこぎりも初体験で挑戦したり。小さな女の子は興味を持って始めたが、色を塗るのは初体験でドキドキ。でもやっているうちに夢中になって。2日目もまた色を塗りにきてくれた。お父さんが言うには、昨日色を塗ったのがよっぽど楽しかったらしく、朝起きると、自分の指をペンで塗っていたとか。

やったことないことをもっとやろう、と子供から学んだ週末でした。

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