檻之
汰鷲
ORINOTAWASHI

漂白仮暮らし

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古い家に暮らしてみると築年数だけの歴史を俯瞰できる。築100年の家に住めば、100年前にタイムスリップできる。
2当時はまだ電気も自動車も普及していないから、すべて人力で家を建てていた。もちろん、生活に関する一切を自然から頂戴していた。わたしたち現代人には、既にその能力はない。IMGP3205
IMG_0743[1]日本の木造住宅は古くて危険なのだろうか。
絶対の安全なんて幾らお金を積んでも手に入らない。だから、「スモール・イズ・ビューティフル(足るを知る)」をコンセプトに、生活本来の姿を描き、自然のままにある木造住宅に暮らしてみる。生活芸術。
家主に代わり、古い家に暮らして、当時の暮らしや技術を再発掘し、家を修理し磨いてお返しする「古家仮暮らし計画」を実践中。家から家へと漂白する芸術家夫婦。


家は生きている

暮らしの火が灯れば

呼吸して蘇る

木造住宅は

日本が世界に誇る

独自の伝統文化

古家採取活生計画

Project

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indipendencehouse-2ザンビアで泥の家を建て、気が付いたことは日本の古い家はまだまだ使えるということ。調べてみれば日本の国土には空き家820戸分の空間があるという。その未使用の空間は、公共のモノでもなく捨ててあるわけでもなく、個人の所有物。その空間を活用可能にするのが古家採集活生計画。
修正2空き家や古い家の価値は空間の活用だけではない。多くの古い家からは日々営まれてきた暮らしの痕跡、無名の職人の仕事の数々に出会うことができる。現代人が忘れつつある「生活」がそこにある。その家を訪ねて記録すれば未来に価値を残すことができる。つまり、すべての古い家屋が古家採集活生計画の対象。
IMG_7677実際に古い家に暮らしてみると「家は生きている」ことを知った。つまり築80年なら、それだけの歴史を持っている。そこから学んだことを現代の生活へと反映させる試みとして現在、愛知県津島市で2軒、岐阜県中津川市で1軒の採取活生中。
青山家

中津川古民家の図

空村プロジェクト

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社会彫刻として取り組む、空き家を再生するプロジェクト。未経験者が空き家の再生を手掛けることで、問題解決のプレイヤーとなり、社会に埋もれている利用価値を増加させる。
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メンバーの米澤隆建築設計事務所では、過去の改修事例を調査、それらをパターンと捉え、空き家を改修するための言語として再構築。この方法は、クリストファーアレキサンダーが提案したパターンランゲージとして知られる。この概念を利用して、空き家再生に汎用化できる改修プランを作成中。
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檻之汰鷲は、空き家に暮らしながら家を改修して、暮らしの芸術を実践するアトリエを米澤隆建築事務所と計画中。

スライド115_03_23____3a_ph4________

焚火曼荼羅

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OFFTONE4501アンビエント野外フェスティバルとして注目を集めているOff-Toneで、フライヤーのイメージと会場にあるものを使うアースアートで参加している。2014年は、9月20-21日に山梨県マウントピア黒平で開催。キャンプ場にあるものを集め並べて曼荼羅模様をつくり、夜、暖を取るために焚き火にした。一晩で消えて灰になる作品。
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OFFTONE4503
OFFTONE4504

Dec.2014 | Kurobera Yamanashi

ゼウスの窯

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長野県岡山市のチフミの実家の畑に、モロッコでみた窯をザンビアで建てた泥の家のつくり方でつくった。
基礎450
基礎4502
窯45033

泥でつくられた窯はパンを焼き、泥で捏ねた鳥を焼いた。

火の鳥窯450
写真300
鳥は炎のなかで固まり不死鳥になった。

火の鳥小さい450
May.2014 | Okaya-shi Ngano

茶文化交換芸術

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TEA450モロッコのアーティストインレジデンス”GREEN OLIVE ARTS”に滞在中に出会ったアートチームWEARTとのコラボレーション作品。WEARTは、日本を旅することを夢をみて、絵コンテや企画をつくっていた。そこにぼくら夫婦が現れた。偶然の一致がもたらしたコラボレーション。

E9SUUUSEI450WEARTの提案でモロッコと日本、お互いのお茶文化を交換する映像をつくった。チフミは、このためにモロッコの伝統衣装のジェラバをリメイクして着物をつくった。

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KIMORAVA300
KIMONO300

Apr.2014 | Tetouan Morocco

バード・プロジェクト

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IMG_4451_465エジプトのギザにあるアーティストインレジデンスArtEllewaの周りを少し外を歩くとたくさんの子供がいた。日々を暮らしている人に分け隔てなくアートを届けたい。そこに暮らす人たちを楽しませたい、そう考えて、近所の木工職人から廃材をもらって、それに色を塗るワークショップを開催した。

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誰のためのアートか?
「すべての人のために」

Jan.2014 | Egypt Giza

社会彫刻

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D12_4652011年に革命が起こり、未だ社会状況が混迷するエジプトに滞在したとき、この国に暮らしている人たちは、どんな理想を持って暮らしいるのか知りたくなり、街でアンケートを実施して、50枚ほどの回答を集めた。

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その答えをひとつの作品にした。
このとき、アートで社会を表現できると知った。
生きる技術のひとつ「社会彫刻」になった。

Jan.2014 | Egypt Giza

インディペンデントハウス

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studio1_465ザンビアで、電気ガス水道のないアーティストインレジデンス、ムナンディアートスタジオに滞在した。食べ物や物資が不足する環境で、1枚の絵よりもひとつのトマトの方が価値がある日々のなかで、何を表現できるのか。

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home465滞在した村には、泥で家を建てている人たちがいた。絵を描くことと生きることが、同じ地平にあるなら、この泥の家を建てることもアートだ。そう考え、レジデンスのホストに相談すると快諾してくれ、プロジェクトはチョンゴエにあるムナンディアートビレッジで実行された。

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土に水を混ぜ、
泥をつくり円筒状に
積み重ねて壁をつくる。
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森から木を伐採して
まさに適所適材に配置していく
木の皮がロープになる
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ザンビアの生きる達人が言った。
「ネバーギブアップ。
諦めなければ、諦めた奴のウサギも手に入る。
ネバーギブアップは自分のためじゃない。
その姿勢を仲間に伝えるためなんだ。」

Dec.2013 | Chongwe Zambia

価値とは何か

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イタリアのアスコリ・ピチェーノに滞在して、
町の本屋でアート展を開催した。

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どうやったら、
ぼくら夫婦を知らない場所で
作品を「欲しい」という声を手に入れられるのか。
「作品をお金以外のモノと交換します」
貼り紙とオファーを入れる箱を設置して展示した。

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作品は
シッビリーニ山脈へのハイキング
週末家族とのランチ
祖母の刺繍
彫刻のレッスン
母の手料理と庭で獲れた野菜
と交換された。

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お金を使わなかったせいで、
コミュニケーションの必要が生じた。
言葉を交わし一緒に時間を過ごした。
結果、
出会いが生れ友達がたくさんできた。

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小さな町アスコリピチェーノと出会った。

Aug.2013 | Ascoli Piceno, Italy